曲がり角の惑い言

曲がり角ランデブーの人で、演劇を創ったり、あれこれする。

戯曲セミナーから1年

5月になりました。

 

急に太陽の熱が勢力を増して、

春だったのに、いや、まだ春なのに

一気に次の季節へ移り変わったんじゃないか。

 

そんな季節になると、

もうあれから1年が経つ。

 

ただの小劇場の演劇好きが

何を思ったのか演劇の台本(脚本)である

「戯曲」を書きたいと思ったがために

日本劇作家協会が主催する戯曲セミナーに

通い始めたのは1年前の5月。

早いものだ。

 

結論から言えば、この戯曲セミナーに通ってなかったら、

今どうなっていたのか、到底想像ができない。

それくらい自分にとっては大きい経験だった。

 

夢?というか目標?

人生の方向?進む道?

そんなようなものが自分の中で定まった。

 

別にそれらは特段無くたって

生きていくことに困ることでもないだろう。

 

一番感じたことは、その苦しみをも味わって生きたい。

 

ただ言っただけだと趣味の悪いM(マゾヒスト)なのでは、

と思われるかもだが、

Mであること自体は置いておくとして(笑)、

劇作家として作品を生み出す辛さとか苦しさとか、

およそどの職業にもあるデメリット、負の側面をも

受け入れたいと思うことができたことが大きい。

 

「苦労は買ってでもしろ」でないけれど、

劇作家として演劇をつくり出すことに苦しみながら

それでも関わりたいと思い至って今ここにいる。

 

そこまで大仰にならなくても、

演劇や戯曲に興味があるならば、

まず戯曲セミナーに通うことをお勧めする。

 

こんなにも演劇を通じて

色んな世代の人と出会えるとは思いもよらず。

 

どんな場でも誰かと出会い繋がり別れ離れて、

という機会が多いとそれだけで日々は変わっていく。

 

日本劇作家協会 戯曲セミナー

http://www.jpwa.org/main/activity/seminar