曲がり角の惑い言

曲がり角ランデブーの人で、演劇を創ったり、あれこれする。

次の一手

兎にも角にも、また次回の予定が大まかに決まり動き出す。

我々は同志であり、
一般企業のような慣れ合いの集団ではない。
だから積極的にぶつかっていく。

それぞれがやりたいこと、やるべきだと思うことを伝え、
現実と照らし合わせて、何とか実現させたいこと、
今回は諦めること、いずれかから選び取ることを決める。

若輩者でありながら、
ある部分で言いたい放題になったところもあったが、
自分が伝えられることは伝えたと思うし、
それでも決めるものは決めることができた。

以前は何か自分が抱える思いを伝えたいといったことが
演劇をやるエネルギーになっていたけど、
今は何らかの思想信条を伝えるよりも、
面白いと思えるもの、思ってもらえるものを
素直に伝えたいという思いに変わってきてる。

それは当たり前だけど、
やっと分かったというか、
まだ模索しながらも動いている。


演劇をやる側に立ってみて感じたことは
他の世界と同様にある場面では、
つまらない柵や決まりごとのようなものが、
可能性を塞ぐ傾向があるように思える。

まだ染まりきってないうちに
自由な発想を保持しながら、
可能性の枠を広げていければと思う。

 

批判を恐れず、
見えないものや目が行きにくいところ、
誰もが見過ごしがちなことを、
役者の言葉や体を借り受けて、
伝えられるように。

あとは演劇を観る側としての視点を失わないこと。
上演はお客様あってこそ。
ただ平身低頭するわけではなく
お客様の興味・関心を引きつけて
それ以上のもので応えられるように。


当面はまた観劇おじさんしながら、
次の2つの戯曲賞への応募のため、地道に書く。

「日本の劇」戯曲賞2015
http://www.gekidankyo.or.jp/gikyoku/2015/2015_02.html

日本劇作家協会 新人戯曲賞
http://www.jpwa.org/main/drama-award

ただこれも一つの挑戦であって、
賞がなくても演劇はできる。